トゥームレイダー (LARA CROFT:TOMB RAIDER)
（2001年 アメリカ）（上映時間１時間41分）
監督：サイモン・ウエスト
出演：アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・ボイト、イアン・グレン、ノア・
テイラー、ダニエル・クレイグ、リチャード・ジョンソン
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＜ストーリー＞
消息不明の父が残した古い時計から、人類の運命を変える秘宝の存在を知った
トレジャー・ハンターのララ・クロフト（アンジェリーナ・ジョリー）。だが
、宿敵マンフレッド・パウエル(イアン・グレン)もまた、この秘宝を狙ってい
た。秘密結社との激しい争奪戦を繰り広げながら、世界を駆けめぐるララだっ
たが……。
＜レビュー＞
「オラ、オラ、オラ！ 天下のハリウッド流エンターティメント映画のお通り
だぁ〜い！！ 無視なんかすると承知しないからねぇ〜。」
(▼、▼メ)
てな映画を最近観ていなかったので、たまにはいいかと思って観てきたのでご
じゃる。
しかも、この映画、世界的に有名なゲームをもとにつくったそーです。
ただし、プレステも持っていない僕には、どんなゲームなのかさっぱりわかり
ませ〜ん。 (＾。^/)
ま、それはともかく、物語はお宝をめぐるヒロインと悪党とのバトルです。
主人公は美貌のトレジャー・ハンター、ララ・クロフト。20年前に失踪した父
クロフト卿の隠し部屋から、不思議なアンティークの時計を発見する。それは
、5000年に一度の「グランド・クロス＝惑星直列」によって、強大な力を発揮
する古代の秘宝への手がかりだった。
グランド・クロスまであとわずかという中、そのお宝をめぐって、「イルミナ
ーティ＝光の人々」という秘密結社や宿敵パウエルとの争奪戦を展開しつつ、
ララはロンドン、アンコールワットの遺跡、ベニス、そしてシベリアヘと世界
を股にかけるのだぁ〜〜〜！ (^O^)/
というわけで、ちょっと『インディー・ジョーンズ』の女版みたいな雰囲気の
ストーリーなんですけどね。でも、この際、ストーリーはどうでもいいです。
とにかく、アクション、アクション、アクション！！！ を楽しむ映画なんだ
から……。
主演のアンジェリーナ・ジョリーが超カッコいいんですねぇ〜。まるで、彼女
のプロモーション・ビデオみたい。
冒頭から激しいアクションが大全開！ 飛んだり跳ねたり、空中遊泳したり、
銃をダブルでぶっ放したり、バイクや車でハデに走り回ったりと、アノ手コノ
手で楽しませてくれます。まさに、息をもつかせぬ迫力のバトル。
それも筋骨隆々のマッチョ女じゃなくて、かなりグラマーな彼女が演じるので
、なんかミョーな魅力があるんだなぁ〜。
おまけに、シャワーシーンだってあるわヨ。ウッフン。 (*^。^*)
それに彼女ったら、ただ強いだけじゃなくてとってもコワイのだ。
「ふだんは優しい女のコ。でも、変身するとスゴイのよぉ〜」というのはよく
ある話だけど、ララはそういうんじゃありません。ふだんからコワイっス。あ
の視線を浴びせられたら、周囲の人はみんな全滅しそうですなぁ。
ひょっとしたら、このコワサはアンジェリーナの地なのでは？ だとしたら、
ダンナのビリー・ボブ・ソーントンは、よく平気でいられるもんだ。(＾0＾)
とにかく、サービス精神タップリの映画です。
そんなに意表をついたアクションは登場しませんが、それでもハラハラドキ
ドキのジェットコースター・ムービーの魅力がたくさん詰まっています。
ドラマ的にも案外よくできているじゃん、というのが素直な感想。
ララと元カレらしき人物や、父親（なんと実の父親ジョン・ボイトと共演！）
との関係を織り込んだりして、ソツなく仕上げているんだわ、これが。
もちろん、そんなに深みのあるドラマじゃないし、「なんで、そんなことにな
るんだ？？？」という都合良すぎの場面もたくさんあるんですけどね。全体の
バランスがいいからあんまり気にならない。うーん、なかなかやりますねぇ。
あ！ いかんいかん。そういう難しいことは、考えちゃいけないんだっけ。と
にかく、な〜んも考えずに、ひたすらアクションやＳＦＸを楽しみましょう。
そうすれば、充分に満足できるはず。テンポもいいから、飽きずに観られると
思いますヨ。 (*^_^*)
《ぽちのオススメ度》
★★☆☆☆（+1／2★）
（な〜んも考えずに観れば、かなり楽しめる映画。スカッとしたい時にはサイ
コーじゃない？ でも、まあ、それだけなんですけど……。）
＜ぽち＞
〔鑑賞データ〕
2001年10月11日（木）シネマサンシャインにて。午後12時35分の回。